ブログ運営をやっていると、ひとつの項目について書いたブログで記事を分けているブログを見かけることが稀にあります。
僕自身もブログを書き始めたときは、ひとつのこと(例:格安SIMやWordPressのプラグイン設定)について「その1、その2」のように複数記事に分けていました。
読む人が増えるとPV数も増加するので、いいかなと思ったわけです。
ただ、ブログ運営をする中でひとつの記事はそれ単体で解決する方がいいなと思ったので、今回はそう思った理由をまとめます。
人によってそれぞれ考え方も違うので、ひとつの意見として参考にしてもらえればと思います。
ひとつの記事を複数記事に分ける必要はない
冒頭にも書いた通り、ひとつの記事を敢えて複数の記事に分けて書く必要はありません。
例えば、この記事のタイトルは「ひとつの記事を複数記事に分ける必要はない」ですが、この記事をその1、その2と分けて二つの記事にしたら、このタイトルを見て記事にアクセスした読者は、その1だけでは求めている情報がなくてその2も読まなくてはならないので、不親切な記事になるわけです。
その他のブログの基礎に関しての記事でも書いていますが、読者にとってわかりやすく役に立つということが一番です。
情報記事は読んでくれた読者の問題解決にならないといけないので、特にこのことが重要なんです!
ただし、日記や備忘録のような、自分のためのブログに関しては当てはまらないかもしれません。
ひとつのことについて内容を分割して複数記事にすると、同じタイトルのブログが複数作成表示されることになり、Googleの検索結果表示でもわかりづらくなることがあります。
また、記事一つに集約されるアクセスが分散されて、記事のSEOが弱くなってしまいます。
こういった理由からも、記事の分割はお勧めできません。
分けるなら改ページ機能を活用
複数記事に分ける必要はないと説明しましたが、どうしても分けたいときは改ページ機能を活用しましょう。
改ページ機能はTinyMCE Advancedのプラグインを追加したビジュアルエディターで簡単に使うことができます。
挿入メニューにある、改ページを挿入することで改ページを使用できます。
関連記事・補足記事は別
ここまではひとつの記事を複数に分けるなという話をしてきましたが、記事の内容を補足する記事や関連記事は別です。
記事の中にそういった関連記事や補足記事を内部リンクで入れ込むことで、元記事のSEOを高めることができます。
この記事内にも「ブログ基礎タグの記事一覧」や「TinyMCE Advancedのプラグインの使い方」の記事への内部リンクを入れています。
内部リンクとは、同じドメイン内(このサイトの場合はhttps://pokomichi.com/)へのリンクのことです。
外部リンクは他ドメインへのリンクです。
まとめ
ここまで「ひとつの記事は複数に分けるな」ということを説明してきましたが、その理由は、結局読んでくれる読者の方々の為なんです。
ブログの見出し、ブログの内容、SEO対策など、基本的には読者に必要な情報をしっかり適切にまとめられているのかというのが一番大切なんです。
どうしても自分本位なブログになりがちですが、いかに客観的に自分のブログを見られるかということを意識してくださいね。