こんにちは、ぽこみちです。
今回は僕のXM Zeroリアル口座で運用しているEA「Super Lilic for EURGBP」を紹介します。
Super Lilic for EURGBPはEAの中では珍しいスイングトレード(ポジションの保有日数が数日)を採用したEAになります。そのためSuper Lilicが実際に利益を出すことができるのか、導入するべきかを解説していこうと思います。
※運用は自己責任でお願いします。
目次
Super Lilic for EURGBPの基本情報
Super LilicのTPは150でSLが190なので、勝ちトレード負けトレードとも同じくらいのpipsを狙っています。
僕がメインで運用するPips_miner_EAはTP8、SL80なので、コツコツドカン型とは異なることがわかると思います。実際、フォワードテストを見ても勝率は高くないですが、利食いと損切りを繰り返して少しづつ資産を増やしていくEAだとわかります。
実際運用していると、月~金曜日まで最大5日間MAX3ポジションのトレードを行うのですが、3つのポジションには別々のマジックナンバーが振られており、それぞれ異なるロジックがあるように思われ、実際反対方向のポジションを持つこともあります。
また、1日で利食いまたは損切りすることはほとんどなく常に週末金曜までポジションを持った状態が続く(日本時間の金曜22時45分にはポジション確定する)イメージです。
本当に利益が出るのか考察
バックテストから本当に稼げるEAなのかを考察します。
バックテストは2010年1月4日〜2019年12月30日の運用期間、3万ドル(約315万円)の証拠金、1Lot運用で32万ドル(3360万円)の利益を出しています。
かなりリスクが高いように感じるため、0.1Lotで運用したと考えると10年弱で資金が2倍になっている計算になりますし、証拠金1万ドルで始めたと考えると約4倍になるので収益力はかなりあります。
また、プロフィットファクターが1.55あるので良い数字かなと思います。
ただ、このバックテストの心配な点は2010~からの10年間ほどしかデータをとっていない点。
僕の愛用するEA製作者のねこ博士含めて、2005年からの運用期間でリーマンショックを含めた15年間ほどのバックテストを出している開発者さんが多いので、Super Lilicがボラリティの大きな相場で有利なのかが心配です。
なお、プロフィットファクターがわからない人は別記事にてまとめているので、参考にしてください。
荒れ相場は苦手な様子
フォワードテストからもSuper Lilicの特徴を紹介します。
GogoJungleに掲載しているのは2019年7月末からのフォワードテストになるのですが、2020年2月末までほぼ無敗だったにも関わらず、コロナショックが始まってからフォワードが悪くなっています。
直近の荒れ相場でも損失を出しているので、荒れ相場が苦手なEAなのかなと想像できます。
プロフィットファクターもバックテストと比べると少し低い水準になっているのも考慮する必要があります。
また、フォワードテストの運用ロットは1.0Lotでハイリスクハイリターンのトレードが目立つため、運用するにしても低ロット稼働がおすすめです。
Super Lilic for EURGBP運用のススメ
「設定ロット数 = 証拠金金額 × 許容リスク(%)÷ 最大ストップロス(pips)÷ 取引通貨」で算出できます。
《証拠金100万円、10%リスクで運用する場合》
最大ストップロス570pips(190pips × 3ポジション)
100万円 × 10% ÷ 570pips ÷ 105円(USD)= 1.67(万通貨)
となり、0.16Lotでの運用となります。
前述の通り、Super Lilic for EURGBPはハイリスクハイリターンのEAなので、資金リスクは10%程度に抑えての運用が良いと思います。
Super Lilic for EURGBPの解説まとめ
Super Lilic for EURGBPはスイングトレードでかなり収益アップに期待できるEAですが、相場状況やリスク管理をしっかり見極めた運用が必要なEAだということがわかります。
僕自身、資金が増やせるEAだと思い実際リアル口座で運用していますが、資金の増減が激しいので若干の不安があるのは事実です(笑)
ただ、リアル口座での運用は続けていくので、導入を検討しようと思っている人は運用実績も併せて参考にしていただければと思います。
あと、もう少し安かったらいいのだけど…(笑)