【宮島へのアクセス】東京からのおすすめ交通手段|飛行機・新幹線を利用

広島の観光地で一番有名な場所といえば宮島です。

僕が広島に転勤してきた当時は、同期や友人が遊びに来ると確実に宮島に行っていました。

最近では外国人の観光客もかなり多くなって、ほとんどの人がJRを使って宮島に行っていますが、意外と知られていない便利な行き方もあります。

この記事では東京方面から宮島に行こうと思っている方向けにアクセス方法をまとめてるので、参考にしてくださいね。

日本三景 宮島について

広島に旅行するほとんどの人が来るであろう場所が日本三景の宮島。

厳島神社は世界文化遺産にも登録されており、桜や紅葉の時期には特に多くの観光客で賑わう場所です。

島内には町家通りという昔ながらの街並みもあります。

名物のあなご飯や牡蠣、揚げもみじだけでなく、おしゃれなカフェやジャラートショップなどもあるので、ランチや食べ歩き、カフェ巡りにもおすすめなんですよ。

東京から広島駅へのアクセス

宮島へ行くためには基本的に広島駅を経由することが多いので、まずは広島駅へのアクセス方法からご紹介します。

新幹線を利用

まずは新幹線で東京駅から広島駅まで移動する方法です。

のぞみを利用すると広島駅まで乗り換えなしで約4時間で行くことができます。

成田空港や羽田空港までの移動で時間がかかる人は、新幹線の移動が一番便利ですよ。

《新幹線の交通費》

東京〜広島:18,380円

飛行機を利用

広島空港は広島駅から少し離れていて不便なところがありますが、羽田便は18便、成田便3便あります。

成田便は格安航空が飛んでいるので、新幹線よりも安く広島へ来ることもできますよ。

広島空港で運行中の路線

  • 東京(羽田)便:1日18便(ANA・JAL)
  • 東京(成田)便:1日3便(IJ・IBX/ANA)

※ダイヤや運行状況は変更になる可能性があるので、広島空港ホームページ時刻表よりご確認ください。

広島空港から広島駅へのアクセス

リムジンバスを利用する

広島空港から広島駅へのアクセスはリムジンバスを利用してください。

広島空港から45分で広島駅に行けます。

《リムジンバス料金》

  • 片道:大人 1,370円、小人 690円
  • 往復割引切符:大人 2,480円、小人 1240円

《リムジンバスの時刻表 2019年3月時点》


(1)=広島駅新幹線口を経由し、広島バスセンター(23:30着)まで運行します。(中筋駅は経由しません)
※東京便の到着に合わせて発車時刻を変更する場合がございます。
東京から広島空港に到着後、10~15分後以降のリムジンバスを目安としてください。

最新の時刻表は広島空港ホームページリムジンバス時刻表(広島駅行き)からご確認ください。

広島市街地へ行く場合

広島駅を経由せずに広島市街地(原爆ドームや平和公園の近く)に行きたい場合は、広島バスセンター行きのリムジンバスを利用してください。

最新の時刻表は広島空港ホームページリムジンバス時刻表(広島バスセンター行き)からご確認ください。

広島駅(広島市街地)から宮島へのアクセス

広島駅から宮島へのアクセス方法は色々とありますが、電車や車で宮島口まで行って、そこからフェリーで宮島へ上陸する方法が一般的です。

広島に来るまで船に乗る機会はほとんどありませんでしたが、瀬戸内海には島がたくさんあるので船が主要アクセス手段になっている場所がたくさんあるんですよ。

フェリーは片道チケットを購入

各アクセス手段の紹介前に宮島へ渡るフェリーについてご案内です。

宮島へのフェリーはJRと宮島松大汽船の2つが運行しているのですが、チケットは片道で購入しましょう。

往復チケットを購入しても安くならないですし、帰りにちょうどいい時間のフェリーに乗れなくなります

特に夜遅く宮島を出るときは、宮島松大汽船の運行が終了している(最終便 20:35)ので注意してください。

ベビーカーでのフェリー利用は松大汽船がおすすめ

宮島松大汽船

宮島松大汽船はバリアフリー客室があり、ベビーカーや車いすでも安心して利用できるのでおすすめです。

また、船内には多目的トイレも完備しているので、オムツ替えもできますよ。

JR(山陽本線)を利用

広島駅から宮島口へ一番早く行ける方法はJR山陽本線で行く方法です。

広島駅の1番のりばから乗車して30分ほどで行くことができます。

宮島口駅からは宮島口港に徒歩で移動して、フェリーに乗って10分で宮島に到着です。

《JR利用の際の交通費》

JR(広島〜宮島口):420円

フェリー(宮島口港〜宮島港):180円

路面電車(広島電鉄)を利用

広島駅から広電宮島口駅までは路面電車で行くこともできますが、1時間10分とかなり時間がかかります。

広電宮島口からはJRの利用と同様、宮島口港からフェリーで10分で宮島に到着です。

広島市内の街並みを見ながらゆっくり宮島に向かいたい人や平和公園、原爆ドームを観光した後に宮島に向かう予定であればいいかもしれません。

ちなみに、原爆ドーム前の駅から広電宮島口駅までは55分で行けますので、広島駅に戻ってJRを利用するよりは早く行けますよ。

《路面電車の際の交通費》

路面電車(広島or原爆ドーム前〜広電宮島口):250円

フェリー(宮島口港〜宮島港):180円

フェリー(高速船)を利用

個人的にかなりおすすめなのが、ひろしま世界遺産航路の高速船を使って宮島に行く方法。

というのも、原爆ドームや平和公園などのある広島市内から宮島へはJRや路面電車を使うと1時間以上かかってしまうんです。

あまり知られていないのですが、ひろしま世界遺産航路のフェリーを使うと45分で宮島へ上陸することができます

フェリー乗り場は原爆ドームの側、オレンジが目印のカフェ ポンテ前にある階段を降りた先にあります。

フェリーはかなり便利でおすすめなのですが、価格は少し高くて2,200円します。

運航について

ひろしま世界遺産航路は潮位によって運航できない時間帯があります。

利用したい日の運航表はひろしま世界遺産航路の運航表でご確認ください。

《フェリー(高速船)の際の交通費》

路面電車(広島〜原爆ドーム前):180円

フェリー(もとやす桟橋〜宮島)

  • 片道:大人 2,200円、小人(小学生)1,100円
  • 往復:大人 4,000円、小人(小学生)2,000円

※大人1名につき、小学生未満の幼児1名が無料になります。

車を利用

レンタカーなどで車がある場合は、車でのアクセスもありです。

広島駅や市街地から国道2号線沿いに行けば35分ほどで行くことができます。

ただし、通勤時間は渋滞することがある(特に夕方の広島市方面)ので気をつけてくださいね。

宮島島内へ来るまで入ると大変なので、宮島口に車を停めて宮島に向かってください。

宮島口周辺には駐車場がたくさんあるので困らないと思いますが、今後おすすめの駐車場もまとめて紹介しますね。

番外編 一緒に錦帯橋の観光もおすすめ

意外と知られていませんが、東京から広島市内へ来るのに錦帯橋空港も利用できるんです。

広島空港から広島駅までの高速バスは45分かかりますが、岩国錦帯橋空港までも乗り換え時間含めても1時間30分あれば行くことができます。

せっかく広島や宮島へ行くなら、少し足を伸ばして錦帯橋の観光もして錦帯橋空港から東京に帰るのも考えてみてはいかがですか?

錦帯橋へのアクセス方法は別記事にてまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

東京から宮島へのアクセスまとめ

広島の観光名所である宮島へのアクセス方法を紹介しました。

JRで宮島口へ行くのが一般的な方法ですが、フェリーなどあまり知られていない方法もあるので、観光の日程に合わせて最適な方法を選んでくださいね。

この情報が宮島旅行を考えている方の参考になれば幸いです。

宮島観光するならあなご飯がおすすめ

宮島を観光するなら名物の牡蠣やあなご飯を味わって欲しいのですが、牡蠣は焼き牡蠣を食べ歩きで楽しめるのでお店やお弁当で食べるのはあなご飯がおすすめです。

あなご飯 和田

宮島の島内で食べるあなご飯でおすすめなのは「あなご飯 和田」です。

熱々のご飯にふっくらしたあなごとタレが絶妙で本当に美味しいですよ。

人気のお店で並んでいることが多く、売り切れ次第終了なので早めに行くのがおすすめです。

あなごめしうえの

もう1つのおすすめが、「あなごめしうえの」のあなごめし弁当です。

うえのはいつも行列のできる名店で、お弁当がとにかく美味しいので散策しながらあなご飯を食べるなら本当におすすめです。

観光のスタイルに応じて、店内かお弁当を選んで楽しんでくださいね。