広島の観光地で一番有名な場所といえば宮島です。
僕が広島に転勤してきた当時は、同期や友人が遊びに来ると確実に宮島に行っていました。
最近では外国人の観光客もかなり多くなって、ほとんどの人がJRを使って宮島に行っていますが、意外と知られていない便利な行き方もあります。
この記事では博多方面から宮島に行こうと思っている方向けにアクセス方法をまとめてるので、参考にしてくださいね。
目次
日本三景 宮島について
広島に旅行するほとんどの人が来るであろう場所が日本三景の宮島。
厳島神社は世界文化遺産にも登録されており、桜や紅葉の時期には特に多くの観光客で賑わう場所です。
島内には町家通りという昔ながらの街並みもあります。
名物のあなご飯や牡蠣、揚げもみじだけでなく、おしゃれなカフェやジャラートショップなどもあるので、ランチや食べ歩き、カフェ巡りにもおすすめなんですよ。
博多から広島駅へのアクセス
宮島へ行くためには基本的に広島駅を経由することが多いので、まずは広島駅へのアクセス方法からご紹介します。
新幹線を利用
大阪から広島への移動は基本的に新幹線になります。
新大阪駅から広島駅までは約1時間10分で、乗り換えなしで行くことができますよ。
《新幹線の交通費》
博多〜広島:8,570円
高速バスを利用
博多ー広島間を安く移動する手段で一番おすすめなのは高速バスです。
博多バスセンターから広島駅前まで4時間45分かかりますが、4,150円で行くことができます。
発車オーライネットのWeb予約には割引があり、閑散期であれば「昼便2,500円・夜便3,500円」、繁忙期であっても「昼便3,500円」で予約することができます。
高速バスの場合は、早めにWeb予約がおすすめですよ。
《高速バスの時刻表》
最新の時刻表はJR九州バス 広福ライナーのページよりご確認ください。
広島駅(広島市街地)から宮島へのアクセス
広島駅から宮島へのアクセス方法は色々とありますが、電車や車で宮島口まで行って、そこからフェリーで宮島へ上陸する方法が一般的です。
広島に来るまで船に乗る機会はほとんどありませんでしたが、瀬戸内海には島がたくさんあるので船が主要アクセス手段になっている場所がたくさんあるんですよ。
各アクセス手段の紹介前に宮島へ渡るフェリーについてご案内です。
宮島へのフェリーはJRと宮島松大汽船の2つが運行しているのですが、チケットは片道で購入しましょう。
往復チケットを購入しても安くならないですし、帰りにちょうどいい時間のフェリーに乗れなくなります。
特に夜遅く宮島を出るときは、宮島松大汽船の運行が終了している(最終便 20:35)ので注意してください。
ベビーカーでのフェリー利用は松大汽船がおすすめ
宮島松大汽船はバリアフリー客室があり、ベビーカーや車いすでも安心して利用できるのでおすすめです。
また、船内には多目的トイレも完備しているので、オムツ替えもできますよ。
JR(山陽本線)を利用
広島駅から宮島口へ一番早く行ける方法はJR山陽本線で行く方法です。
広島駅の1番のりばから乗車して30分ほどで行くことができます。
宮島口駅からは宮島口港に徒歩で移動して、フェリーに乗って10分で宮島に到着です。
《JR利用の際の交通費》
JR(広島〜宮島口):420円
フェリー(宮島口港〜宮島港):180円
路面電車(広島電鉄)を利用
広島駅から広電宮島口駅までは路面電車で行くこともできますが、1時間10分とかなり時間がかかります。
広電宮島口からはJRの利用と同様、宮島口港からフェリーで10分で宮島に到着です。
広島市内の街並みを見ながらゆっくり宮島に向かいたい人や平和公園、原爆ドームを観光した後に宮島に向かう予定であればいいかもしれません。
ちなみに、原爆ドーム前の駅から広電宮島口駅までは55分で行けますので、広島駅に戻ってJRを利用するよりは早く行けますよ。
《路面電車の際の交通費》
路面電車(広島or原爆ドーム前〜広電宮島口):250円
フェリー(宮島口港〜宮島港):180円
フェリー(高速船)を利用
個人的にかなりおすすめなのが、ひろしま世界遺産航路の高速船を使って宮島に行く方法。
というのも、原爆ドームや平和公園などのある広島市内から宮島へはJRや路面電車を使うと1時間以上かかってしまうんです。
あまり知られていないのですが、ひろしま世界遺産航路のフェリーを使うと45分で宮島へ上陸することができます。
フェリー乗り場は原爆ドームの側、オレンジが目印のカフェ ポンテ前にある階段を降りた先にあります。
フェリーはかなり便利でおすすめなのですが、価格は少し高くて2,200円します。
《フェリー(高速船)の際の交通費》
路面電車(広島〜原爆ドーム前):180円
フェリー(もとやす桟橋〜宮島)
- 片道:大人 2,200円、小人(小学生)1,100円
- 往復:大人 4,000円、小人(小学生)2,000円
※大人1名につき、小学生未満の幼児1名が無料になります。
車を利用
レンタカーなどで車がある場合は、車でのアクセスもありです。
広島駅や市街地から国道2号線沿いに行けば35分ほどで行くことができます。
ただし、通勤時間は渋滞することがある(特に夕方の広島市方面)ので気をつけてくださいね。
宮島島内へ来るまで入ると大変なので、宮島口に車を停めて宮島に向かってください。
宮島口周辺には駐車場がたくさんあるので困らないと思いますが、今後おすすめの駐車場もまとめて紹介しますね。
番外編 一緒に錦帯橋の観光もおすすめ
意外と知られていませんが、宮島から少し足を伸ばすと日本三大名橋の錦帯橋にも行くことができます。
錦帯橋の近くには珍百景で紹介された160種類以上のソフトクリームがある「むさし」や岩国郷土料理の岩国寿司もありますよ。
錦帯橋へのアクセス方法は別記事にてまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
博多から宮島へのアクセスまとめ
広島の観光名所である宮島へのアクセス方法を紹介しました。
JRで宮島口へ行くのが一般的な方法ですが、フェリーなどあまり知られていない方法もあるので、観光の日程に合わせて最適な方法を選んでくださいね。
この情報が宮島旅行を考えている方の参考になれば幸いです。
宮島観光するならあなご飯がおすすめ
宮島を観光するなら名物の牡蠣やあなご飯を味わって欲しいのですが、牡蠣は焼き牡蠣を食べ歩きで楽しめるのでお店やお弁当で食べるのはあなご飯がおすすめです。
あなご飯 和田
宮島の島内で食べるあなご飯でおすすめなのは「あなご飯 和田」です。
熱々のご飯にふっくらしたあなごとタレが絶妙で本当に美味しいですよ。
人気のお店で並んでいることが多く、売り切れ次第終了なので早めに行くのがおすすめです。
あなごめしうえの
もう1つのおすすめが、「あなごめしうえの」のあなごめし弁当です。
うえのはいつも行列のできる名店で、お弁当がとにかく美味しいので散策しながらあなご飯を食べるなら本当におすすめです。
観光のスタイルに応じて、店内かお弁当を選んで楽しんでくださいね。