こんにちは、ぽこみちです。
2020年1月に中古でカングーを購入してからドライブレコーダーをまだ設置していなかったので、ルームミラーに設置する前後タイプのドライブレコーダーを自分で設置してみることにしました。
カングー購入時のナビやリアカメラ設置時に配線をちょっと触ったことはあったものの、くっすんガレージのくっすんとやすまにほぼ任せっきりだったので、ほぼ未知の状態からのチャレンジでした。
僕と同じようにカングーの配線にチャレンジしようとしている人向けに、配線の通し方を詳しめに僕の奮闘をお届けします。
目次
設置したドライブレコーダーと使ったもの
まず、今回設置したドライブレコーダーと設置に使用した工具などを紹介します。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは前述の通りルームミラー設置型のもので、ミラーにはリアカメラの映像を表示させることもできるもの。
ミラー設置型にしたのは、キャンプなどでレゲッジスペースに荷物をたくさん積んで後ろが見えない状態になっても、ドラレコの画面があれば後ろが見えるから。
機種はくっすんに選んでもらいました!
その他の工具と備品
まずはこの星型のレンチセット。カングーの車内のネジ穴はドライバーや六角レンチではなく、星型になっているので車内パネルを緩める際に必須です。
グロメットはバックドアに配線を通す際の配線穴に使います。
穴の大きさが14mmだったのでこのグロメットにしたのですが、ちょっと緩かったので15mmでもいいかもしれません。
あとはドラレコに設置するマイクロSDカード。
128GBも容量は要らないかもしれませんが、そこまで高いものではないので大きな容量のものにしました。
あと、家にあったものを使ったので購入はしていないのですが、強くて長い(1mあれば安心)針金を準備しましょう。
蛇腹などの配線を通すときに必須です!
配線専用のものがあるみたいなのですが、僕は知らなかったので針金で代用しました。
ドラレコ設置は配線の長さに注意
ドラレコ設置の本題に入る前にもう1つ。
リアカメラの配線の長さは必ずチェックしてください。
今回設置したドラレコのリアカメラケーブルの長さは6.4mだったのですが、この長さはカングーだとギリギリ!
しかもこの6.4mというのはリアカメラのケーブル(30cm)くらいも含んだ長さなので、前から配線を通すと大変なことになります。
【悲報】
朝早起きしてドライブレコーダーの配線を後ろに回してたのだが、何やら届かなさそうな気配。
ちょっと通しかたを考えないといけない模様です(笑)
素人にしては頑張ってるよ||д・) ソォーッ… pic.twitter.com/A9B2pertlZ— ぽこみち@富山(くっすんガレージメンバー) (@pokomichi_apple) August 31, 2020
ナビのリアカメラの配線が運転席を通していたので、今回もそのルートで始めたのですが全く長さが足りませんでした。
僕と同じドラレコを設置する人は必ず助手席に配線を通してください。
よくよくナビのリアカメラケーブルの長さを確認したら9mありました(笑)
ちなみに、運転席から後ろへ配線を通してリアカメラを設置する場合は画像のようにしてください。
カングーにドラレコを設置する
それではドラレコ設置について手順を追って解説していきます。
フロントカメラの配線
まずは、簡単なミラー型のフロントカメラの配線接続から行います。
電源を大元から取るのはさすがに無理なので、シガーソケットから給電します。
センターコンソールの下を通して、助手席の奥に回します。
助手席下には他の配線系もあるので、ビニールテープや結束バンドで一緒に括っておくといいですよ。
次に、Aピラーを外して配線を通すのですが、ドアのゴム(ウェザーストリップと言うらしい…)を先に外しておきます。
Aピラーの外し方ですが、まず上部を軽く引っ張って緩めたあとに画像の赤く括った黒い爪を手前に引くと外れるので、あとは上にスライドさせてピラー全体を外してください。
Aピラーの中には配線をはめ込んで通せる場所があるので、上に配線を通します。
ピラーを通した後はフロントウィンドウとラゲージラックの隙間にコードを入れ込んで、ミラー型カメラまで配線を通したらフロントカメラの配線通しは完了です。
隙間にコードを入れ込みづらい場合、サンバイザーの接続箇所にあるネジを星型レンチで緩めるとやりやすくなります。
加えて、細いプラスチック棒のようなものがあると入れ込みやすいですよ。
リアカメラの配線
次にリアカメラの配線接続を行います。
僕と同じドライブレコーダーを設置する場合は蛇腹とバックドアの配線通しとリアカメラへの接続から実施してください。
今回は便宜上フロントからの配線通しにて説明します。
※最初、この手順通りにやって失敗しました(笑)
フロントカメラからAピラーまでリアカメラケーブルを通すのはフロントカメラと同じなので割愛して、通した配線をウェザーストリップをはめる隙間に通します。
後部座席へは隙間を通すと良いのですが、なるべくまっすぐになるように下側の隙間を通しました。
実際、隙間を覗いてもらえると僕の言っている下側の隙間がわかると思います(笑)
ラゲージルームの配線はプロならこのままできるのかもしれませんが、なんせ素人なものでサイドのパネルを外して行いました。
まずは、星型レンチで2ヶ所のネジを外します。
ネジを外したら、後部座席を倒して赤く囲った部分から引っ張って外します。
複数ヶ所で固定されているので、少しずつ引っ張る場所をずらしていくとうまく外れますよ。
パネルが外れたら他の配線と同じようにスピーカーの下の部分に配線を通します。
ここでも他の配線一緒にリアカメラケーブルを括っておくといいですよ。
ここまで来て安心してはいけません…。
次に控えているのが最難関の蛇腹の配線通しです。
まず蛇腹を外すのですが、車体の穴にはめ込まれているだけなので、比較的簡単に外すことができますよ。
蛇腹の配線通しについて調べてみると専用の用品を使ったプロの方のブログしかないので、あまり参考にならない。そして、カングーの蛇腹は真っ直ぐに伸ばすことができないので曲者なんです。
必死にかつ繊細にチャレンジし続けて、まず針金を通します。
針金をなんとか通したらテープで配線を括り付け、針金を引っ張って配線を通します。
配線が断線しないように針金だけを引っ張ってください。
あと、リアカメラの接続部分がダメになるのを防ぐために接続部分にもテープを止めて保護してから配線通しをしました。
ここまで来たら最後の仕上げ。
蛇腹部分と同じように、配線を通す上部の穴から蛇腹側に針金を通して、配線に繋げて引っ張り上げるだけです。
い
配線を通したらグロメットを設置して、リアカメラに接続して両面テープでウィンドウに付けたら完了です。
上手くいった作業時間のみで2時間半くらい。
運転席に通した時間を含めたら想像以上に時間がかかりましたが、無事設置できてよかったです。
設置したドラレコの使い心地
設置できたドライブレコーダーですが、夜間でもクリアに見えますし、視野も広く見えるのでとても良いです。
あと、カングーのバックドアは観音開きで元々視界が悪いので、かなり便利ですね。
日中は画面が反射して見づらいことがあるのですが、そんなときは画面をOFFにしてルームミラーとしても使えますよ。
カングーのドラレコ設置まとめ
作業時間2時間半(前回の失敗含まず)
ドライブレコーダーをなんとか設置できました( ´ ▽ ` )ノ
これでキャンプで荷物をたくさん積んでも後ろが見えなくなる心配がありません!
カングーの配線通しが詳しくなった気がします(笑)
そして、どんどんカングー に愛着が湧く。 pic.twitter.com/cWpJVkQpxi— ぽこみち@富山(くっすんガレージメンバー) (@pokomichi_apple) September 1, 2020
失敗したり、壁にぶつかったりと大変だったのですが、なんとかドライブレコーダーの設置ができてよかったです。
カングーの配線に詳しくなりますし、何よりも愛着が湧くので自分でドラレコなどの設置をしてみようと考えている人は是非ともトライして見て欲しいです。
ただ、プロにお願いするのが確実に楽ですよ(笑)