僕らの行なっている藍染ワークショップに関して、初めてワークショップに参加する人にもわかりやすくまとめることにしました。
僕らがどんなことを考えて藍染をしているのか、そもそも藍染とはなんなのか。
そして、藍染ワークショップの持ち物や費用などご紹介していますので、気になる方は参考にしてみてください。
僕の行う藍染
僕が藍染を始めたのは2017年8月。
この記事を執筆したのが2018年8月なので、1年しかたっていません。
しかも、藍染を始めようと思ったキッカケは僕が一緒に働くわいざんがファッションや藍染の服が好きだったということ。
そこで知り合いの藍染ワークショップに参加したのですが、ほんとに楽しかったんですよね。その様子を発信していたら、取引先の旅館でも藍染をやって欲しいと問い合わせがあり、自分たちが主催するワークショップを開くようになりました。
ここまで読んでいただけるとわかるように、こだわった藍染というのわけではなく、「藍染を楽しむこと」を大事にしています。
大人子供を問わず、参加してくださる皆さんが楽しめることを目指したゆるい藍染です。
そもそも藍染とは
藍染は植物の「藍」の葉を使った染物です。
藍は漢方薬として中国から日本に伝わったもので、藍染も着る漢方薬と言われており、防虫効果や殺菌効果があります。
ただ、藍の生葉から作る藍染の染液は葉の刈り取り、乾燥、発酵でできたすくもを藍建てするという大変手間がかかるものなので、僕らは市販の天然藍の濃縮液を使用しています。
藍染体験ワークショップの詳細
ここからは実際の藍染ワークショップの詳細をご紹介します。
藍染ワークショップの流れ
藍染ワークショップは大きく分けて4つのステップで行います。
- STEP1 イントロダクション〜染めるものを準備する
- STEP2 準備ができた衣類を水に浸ける
- STEP3 藍染染液に衣類を浸ける
- STEP4 余分な染液を流して衣類を乾かす
イントロダクション〜染めるものを準備する
まずは、藍染に関しての簡単な説明を実施し、その後に衣類に模様を付けるために輪ゴムや割り箸などを使って、藍染をするための準備を行います。
準備ができた衣類を水に浸ける
衣類の準備ができたら、ムラなく藍色に染めるために衣服を水に浸けます。
藍染染液に衣類を浸ける
十分に水に浸けたら、ついに藍染の染液に衣類を浸けていきます。
染液に付ける時間や回数で染まる色が変わります。
また、最初に浸けるとより濃く染まるので、濃く染めたい方は最初に染液に浸けるのをおすすめしています。
余分な染液を流して衣類を乾かす
衣類を染液に十分つけた後は、染まった衣類を何度も水で洗って干して乾かして一連の藍染の工程は完了です。
持ち物
藍染したい衣服を持って来てください。
天然素材であれば、なんでも染めることができます。白い衣服だけではなく、生成りやベージュの生地でも染まりますよ。
また、綿50%、ポリエステル50%の素材の場合も染まりますが、綿100%より色が薄く染まります。
奥のパーカーが綿100%、手前のパーカーが綿50%、ポリエステル50%です。
同じように染めてもここまで色合いが違います。
初めてワークショップに参加される方には、染める衣類を1着持ってきて染め終わった後に「あの服も持ってこればよかった」と言われる方が多くおられます。
迷っている服や染めてみたい服がある方は、持って来て染めないこともできるので念のため持ってくるといいですよ!
開催方法と料金
現在、藍染ワークショップは5名以上の人数を集めていただければ、ご要望の場所に伺ってワークショップを行っております。
ただし、遠方での依頼の場合、別途交通費、宿泊費、会場費用(必要な場合)がかかりますので、ワークショップを実施を考えておられる方は事前に藍染サービスページ下部のお問い合わせよりご相談ください。
- タオル・手ぬぐい・子供服:1,500円
- 半袖Tシャツ・ポロシャツ・靴:2,500円
- 長袖Tシャツ・シャツ・鞄:4,500円
- ワンピース・厚手のパーカー:7,000円
なお、染めていただいた点数に応じて、随時値引きを実施いたします。
おまけ:藍染商品の販売
藍染をした商品はSTORESにて販売しております。
藍染した衣服や、藍染した生地で妻が作ったハンドメイド商品を主に販売しています。
ハンドメイド商品は育児の合間に制作しており、商品数に限りがありますがご了承ください。
なお、欠品中の商品や衣類の藍染代行も個別でお受けしております。
藍染商品や藍染代行などその他の藍染サービスは詳細ページにてご確認ください。