2018年6月にiPhone版、iPad版のアプリ提供が停止していたClipboxですが、同10月3日よりClipbox+という新しいアプリの提供が始まりました。
このClipbox+に関してYouTube動画の保存ができないとの声がたくさん掲載されていたので、YouTubeの動画保存ができない理由を考えてみました。
初めに結論から言っておくと、Clipbox+でYouTubeの動画保存はできません。
Clipbox+リリースの背景
YouTube動画を保存するアプリとして利用させていたClipboxですが、2018年6月にアプリの配信が停止されました。
原因は公式サイトでも明言をはされていないのですが、2018年になりYouTubeのダウンロードの制限が厳しくなった背景があります。
もともと、YouTubeの動画をダウンロードして視聴することは規約違反になっているので、これによってClipboxのアプリ配信ができなくなり、新しいClipbox+の配信に至ったと考えられます。
※2018年11月20日追記
Clipbox+のiPhone版アプリの配信が停止しました。
※2019年6月5日追記
Clipbox+のiPhone版アプリがリニューアルしました。
誤ってアプリを削除してしまった方は「削除したアプリを再インストールする方法」も参考にしてください。
Clipbox+はYouTubeの動画保存ができない
Clipboxアプリの配信停止原因に記載したように、YouTube動画保存機能があるとアプリの配信ができないため、新しくリリースされたClipbox+にはYouTubeをダウンロードする機能が付いていません。
実際にClipbox+でYouTubeの動画ページを開いて、下部メニューにある「+」をタップしても保存するための「Are you ok?」が表示されずに、動画の保存ができませんでした。
ニコニコ動画など、YouTube以外の動画サイトの動画サイトでは問題なく保存できるとのことです。
Clipbox+に関してのまとめ
今回のClipboxの配信停止とClipbox+でYouTube動画保存ができなくなった件で、もともと規約違反行為だったということではありますが、あたらめてWeb上で公開されている著作権や知的財産権について考えるキッカケになりました。
実際は過去に配信されていたClipboxアプリが残っている場合は、これまで通りYouTubeの動画保存もできるのですが、積極的にまだ保存ができますよとは言えないのが正直なところです。
Web上で無料で視聴できたり動画やフリーで使用できる画像やイラストが溢れている現代だからこそ、各サイトの利用規約や使用条件等はしっかり確認するようにしましょうね。