こんにちは、ぽこみちです。
2020年からカングーゼンに乗るようになり、キャンプや車中泊など楽しいカングーライフを満喫しているのですが、より快適なカングーライフを目指してキャリアのトノボードを作成しました。
この記事では、トノボードの作成過程を使用した材料等も踏まえて紹介します。カングーのトノボードを自作したい人は参考にしてください。
トノボード制作のきっかけ
今回トノボードを作ろうと思ったきっかけはカングーでの東京への家族旅行。
初の家族車中泊。
狭いながらも快適に過ごせました!
断熱シートをハンドメイドした妻が天才!! pic.twitter.com/oqQLGWJXjZ— ぽこみち@富山(くっすんガレージメンバー) (@pokomichi_apple) October 24, 2020
行きと帰りのカングー車中泊で家族4人かなり楽しんだのですが、車内で4人川の字になるのはやっぱり狭いですし、子ども達も大きくなるのですぐに車中泊はできなくなってしまいます。
つまり、我が家にとってのトノボードは荷台としての使い方の他、子ども用のベッドとしての役割も兼ねているんです。
カングートノボード制作
ここからは寸法測定から材料購入、材料カットまで簡単に紹介します。
キャリアの寸法測定
トノボードの寸法はメジャーを使ってアバウトに測定。
- 1枚目(前側)⇒ 1150mm×300mm
- 2枚目(後側)⇒ 1150mm×310mm
O型の大雑把な正確なもので、ちょっと合わなくても後から微調整できるかなと思ってしまいます…(笑)なので、僕の寸法は参考程度に考えていただければいいかと思います。
サイドのカットしている部分はカングー側が斜めになっている箇所などもあるので、完璧にフィットさせたい人は細かな部分の微調整してくださいね。
横の寸法はあと5mm長い1155mmにしておいた方がいいです。1150mmでも問題はないのですが、微妙に隙間が空きます。
木材を購入
寸法測定ができたら次は木材を購入します。
近くのホームセンターに行ったのですが、DIY初心者なのでどれが耐久性があるのかなんてわかりません。そんなときは素直に店員さんに用途を説明しておすすめを聞きましょう!
子どもが乗っても耐えられる木材を尋ねたところ集成材が良いみたいなので、安全性と耐久性を考慮して25mmの厚みのある集成材にしました。
想像していたより高い出費になりました。
1150mm × 300mmと1150mm × 310mmのカットをホームセンターでお願いすれば大きなミスもないので安心です。
ちなみに、長い木材でもすんなり積むことができるカングーはホームセンターでの買い物も楽しくなるということに今回気づきました(笑)
細かなサイズカット調整
このまま細かなカット作業をするのは心配なので、まずはダンボールでサイズ確認をします。
ダンボールを寸法通りにカットして仮の型を作成。
カットしたダンボールをトノボード設置箇所に当てがいます。ちょっと手前の斜めの部分が気になりつつも、大丈夫そうなのでこれで確定。
ダンボールの型をベースにカットするラインを木材に書きます。
ジグソーのような便利なものはないので、のこぎりでカットします。
ちょっと切り口が斜めになっているのは大目に見ることに(笑)
カットしたトノボードのサイズは問題なく、しっかり設置することができました。
木材購入の箇所でも書きましたが、1150mmだと微妙に隙間が開くことがわかると思います。
たかが5mmですが、されど5mm。気になる人は1155mmにしてくださいね。
同じように後ろ側のトノボード型をダンボールで作成します。
作成したダンボール型でラインを引いて、こちらも同じようにカット。
ジャストフィットサイズなので上から設置しないといけないですが、問題なく完成しました。
400番の紙やすりで軽く削って完成です。
※実際はもっと荒い紙やすりから順番に仕上げるのがいいみたいです。
想像していた通りのトノボードが完成。
もちろん、下の段にも設置することができるので椅子とテーブルのような使い方ができます。
純正のトノボードだと子どもが乗るとちょっと不安ですし、上下分けた使い方もできないので今後いろいろ活用するのが楽しみです。
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雨の日のお出かけでおやつタイムで早速活用!
ちなみに、上段より下段の方が横幅が広いことがトノボード設置時の隙間からわかりました。
後日、微調整を実施
後日、前側のボードが微妙に浮いて前後のボードに段差ができているのが気になったので、微調整することに。
カングー側の受けが斜めになっていることが原因なので、ボードの端を少しカットします。
目分量で数ミリカットして完了!いい感じで仕上がりました。
微調整はInstagramのリールにて投稿してます。
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トノボードの今後について
一旦使えるようになったカングーのキャリアトノボードですが、重心が前後に寄ると板が落ちそうになるという欠点があるので、棚ダボをつけてより安全性を高めようと思っています。
赤く括った場所に合うようにトノボードに棚ダボを設置します。
一度埋め込み式の棚ダボを使ったのですが、見事に失敗したので簡単なねじ式の棚ダボをつける予定なので、また完成したら報告します。
また、無垢の状態でもいいのですが濡れてもシミにならないように、そして良い色合いになるようにビンテージワックスとウレタンニスで仕上げる予定です。
取り掛かる前に冬に突入してしまったので、実行に移すのは来年になりそうです。早くしたいけど寒いとワックスやニスの乾きが遅いので、暖かくなるまで辛抱します。
素人DIYですが、今後もコツコツと更新していきます。