こんにちは、ぽこみちです。
今回は僕が密かに好きな観光スポット、広島県呉市の南にある「とびしま海道」をご紹介します。
広島の海道と言ったら、尾道から四国に繋がる「しまなみ海道」が有名ですが、今回ご紹介する「とびしま海道」は小さなしまなみ海道のような感じです。
目次
とびしま海道とは
とびしま海道は下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、平羅島、中ノ島、岡村島(愛媛県)を結ぶ橋梁の総称で正式名称は安芸灘諸島連絡架橋というみたいです。
島には小さな港が点々とあり、穏やかな瀬戸内海を眺めながら過ごすと癒されますよ。
大崎下島の御手洗町並み保存地区
今回の目的地である「御手洗地区」はとびしま海道の4つ目の島、大崎下島の有名な観光スポットです。
江戸時代、風待ち、潮待ちの港町として栄えた御手洗は、平成6年重要伝統的建造物群保存地区として国から選定されました。
土地が狭いため数度にわたって埋め立てられた御手洗は、大小の商家、茶屋、船宿、住宅、神社、寺院などが混在し、集落中心路、集落連絡路、集落生活路(小路)等が網の目のように巡っています。また大波止、石橋、高燈籠、石垣護岸、雁木等、港町の生活上必要な土木的建造物が当時のまま現存しているものもあります。
御手洗地区は17世紀の中頃形成されて以来、江戸時代の約200年間を経て昭和初期に至るまで、瀬戸内海交通の中継港として、時代時代に応じた発展を示し、その痕跡を今も集落内に留めています。
このように、江戸時代に港町として栄えた町並みが保存されている地区で、瀬戸内海の海を眺めながらドライブして観光するにはピッタリの場所です!
御手洗町並み保存地区の町並み
御手洗休憩所から、町並みに入ると江戸時代のような木造の建物が並んでいます。
古い町並みが好きな人には撮影ポイントがたくさんあって興奮すること間違いなしです。
旧柴屋住宅では館内が展示されており、入って部屋に上がることもできます。
娘は一昨年来た際に、畳の上をハイハイして楽しんでいました。
旧柴屋住宅の奥には昔の雑誌や資料なども展示してあるので、これまた面白いですよ。
鍋焼きうどんのお店もこんなレトロな佇まいです。
御手洗のふぁーすとふーどが平仮名の記載になっているのもオツですよね。
食べてみたかったのですが、この日は営業していませんでした。
町並みには少しモダンな洋館もあり、水色の建物もあるので可愛らしいですよ。
こちらの病院は建物を維持したままゲストハウスとして使われています。
オランジーナの撮影地
御手洗地区はオランジーナの撮影地としても使われています。
登場する建物は美容院で今でも営業されてました。
オランジーナのこちらのCM、THE瀬戸内感がありますよね。
レトロな駄菓子屋ミュージアム「御手洗昭和館」
御手洗昭和館では昭和30年代~40年代を中心にしたレトロなおもちゃが約5000点以上展示されているとのことです。
入館料は大人300円、小中学生200円、未就学児は無料。
見たことないおもちゃがほとんどですが、たまに僕が小さかった時に駄菓子屋で売っていたおもちゃも見つけることができました!
御手洗昭和館では昔ながらの駄菓子屋やラムネを買うこともできるので、休憩スポットにもピッタリです。
レトロな劇場「乙女座」
僕が個人的に好きだったのが、この乙女座。
昔ながらの劇場を見ることが出来るだけでなく、客席や2階席、ステージに上ることもできます。客席が畳なのもあってすごい落ち着けるんですよね。
入館料は200円で入り口の箱に自分で入れる形式でした。
ステージからの景色も圧巻で良かったですよ!
御手洗地区を観光する際の注意点
町並みを紹介する前に、御手洗地区を観光する際に1点注意点があります。
それは、平日にほとんど飲食店が営業していないこと。
平日にお出かけの際は、御手洗休憩所という案内所で食事できる場所を確認するか、他の島でお食事をするのがおすすめです。
旬の時期はみかんの詰め放題ができる「山清青果」
大崎下島でもうひとつ外せないのが、御手洗地区を出発して、すぐ左手にある山清青果。
ここのみかんジュースは無添加100%でほんとに美味しいんですよ。みかんのシーズンではなかったのでハウスみかんしか売っていませんでしたが、10月中旬ごろからはみかんで溢れており、300円でみかん詰め放題ができます。
ちなみに以前、みかんを買った際はおじちゃんの手助けもあって3.7キロも詰めることができました。
せっかく来るならみかんの旬の時期にどうぞ!
広島・愛媛の県境を跨ぐのを忘れずに!
旅の締めくくりは岡村島へ続く橋の上での県跨ぎ。広島県と愛媛県に足をついて写真を撮る撮ってみてください。
とびしま海道・御手洗町並み保存地区のまとめ
とびしま海道、なかなか知られていませんが行ってみると想像以上に楽しいですよ。
瀬戸内海の島々をのんびりドライブしながら回れるので、瀬戸内の良さを満喫できると思います。気になる方は是非とも行ってみてくださいね。
個人的にはみかんの旬の時期がおすすめです!