こんにちは、ぽこみちです。
今回紹介するのは、富山県射水市の新湊で毎年10月1日に行われる「新湊曳山まつり」です。
僕の母の実家でもある新湊で昔からあるお祭りで、富山にいる頃は何度か見に行ったことがあります。
2016年には「人生の約束」で新湊曳山まつりが映画化されており、富山の家族や親戚の間で話題になっていました。
結婚してから妻と一緒に行きたいと行っていたのですが、今年はちょうど広島から富山に帰ってきたので、夜の曳山を見てくることができました。
新湊曳山まつりについて
新湊曳山まつりは毎年10月1日に行われる放生津八幡宮の秋季例大祭で、2014年に富山県の指定無形民俗文化財になりました。
新湊の港町である内川沿いの各街にある13の曳山(地元の人は山と呼ぶ)が「イヤサー、イヤサー」という掛け声とともに街を練り回ります。
朝一から放生津八幡宮に集まった曳山は昼は「花山」、夜は「提灯山」となるのですが、夜の提灯山が狭い道路に並んだ姿は圧巻ですよ。
曳山とは別で放生津八幡宮のお神輿が町中を回るみたいです。
駐車場
新湊曳山まつりの一般見学者向けの駐車場は海王丸パークや新湊きっときと市場周辺が無料で解放されています。
駐車場からまつりの中心部までは、海王丸パークから放生津八幡宮北側入口前(8:00〜22:00)・中新湊駅南口(9:30〜14:00)・西新湊駅南口(14:30〜22:00)への無料シャトルバスが随時運行しているので活用してください。
曳山巡行ルート
曳山の巡行ルートは9:00からスタートする花山と18:30からスタートする提灯山とて異なります。
曳山の見どころは木製の車輪を引きずりながらの曲がり角と坂になった橋を渡る場所で、曳山が走った後のルートは道路にくっきり傷が残っています。
新湊曳山祭りの様子
ここからは今回2019年で撮影した写真と一緒に曳山まつりの様子を紹介します。
曳山巡行
昼の花山も綺麗みたいなのですが、今回は夜の提灯山だけ見に行きました。
狭い港町の道路に大きな提灯がついた曳山が並んでる姿はただただ圧巻です。
掛け声をかけながら目の前を通る曳山を見ているとほんとに感動します。
提灯に照らされた曳山の車輪や細かな装飾も綺麗で、昔の人の技術や財が詰まっているのが伝わってきますよ。
屋台
放生津八幡宮の側には屋台(地元の人はやしと呼ぶ)がたくさん並んでいて賑わっています。
祭りと言えば屋台なので、たくさんの屋台を見て回るだけでも楽しいですよね。
放生津八幡宮の中にも屋台があるのですが、射的などの遊べる屋台は境内の中にたくさんあります。
我が家は射的とダーツをしましたよ。
娘はスクイーズというおもちゃすくいをして楽しんでいました。
家族でこうやって屋台で遊べるのも日本のお祭りの醍醐味ですね。
曳山の車庫
お祭りとは別ですが、曳山を持っている各街には曳山用の車庫があります。
曳山のルートを目指して歩いていると何箇所かこの車庫を見ることができました。
内側もとても綺麗にされていて、昼に使った花山の飾りをちょうど片付けている場所もありましたよ。
こういった裏側が見れるのも町歩きしていると面白いですよ。
新湊曳山まつりのまとめ
大人になって初めて行った新湊曳山まつりですが、町を挙げてみんなが協力して盛り上げている様子はほんと感動しました。
このような伝統的なお祭りを維持していくのはなかなか大変だとは思いますが、続けて行って欲しいなと強く感じましたし、またタイミングが合わせて行きたいです。
そして何より娘も楽しそうにしていたので親としては嬉しかったです。
ただ、なぜか掛け声は「イヤサー、イヤサー」ではなく「コマへー、コマヘー」で覚えていました(笑)